エチオピア料理体験!
先日エチオピアの家庭料理を味わう幸運に恵まれました!
知り合いの同級生の息子さんのお嫁さんがエチオピアからお嫁にきてらして、そのお料理が美味しいの!!というお話を伺って、食いしん坊のわたしたちは「食べたい!!!!!」。
食べさせていただける機会を作っていただいたのでした。
場所はあきるの市!
この春からなぜか訪れるのが3回目!最近縁のある場所です。そしてとても好きな場所。
若干21歳の若奥様のエフィちゃんが数週間前から準備をしてくれたいろいろなお料理。
主食はピンク色のフワッとしたクレープのような”インジェラ”というもの。本来はテフというイネ科の植物をつかう発酵したクレープのようなもの。日本では手に入りにくいので米粉で作っているのだそう。2週間ほど発酵させたものでヨーグルトのような酸味がある。フワッと膨らんでいてひんやりしていて食感はモチっとしている。
これをちぎって、豆や野菜や肉のおかずを挟んで手でいただく。
レンズ豆のペーストのようなもの、肉の煮込み、ゆで玉子入りシチュウ、豆のサラダ、ほうれん草のあえものをご用意いただきました。どれもとても美味しい!!彼女の料理の腕の成せる技。
手で食べるのは慣れていないせいかとても難しかった。
彼女が食べるのを見ていると、とっても上手で手を汚さずにこぼさずに食べているのだけれど、私たちの手はベタベタ(笑)。
飲み物として用意してくれたのははちみつの発酵飲料。名前は何ていうのだったかなぁ・・・。
はちみつたっぷりとお水、そこにイーストを入れて発酵させたものなんだそう。
イーストの香りがして、少しぷくぷくとしている。
エチオピアは蜂蜜がたくさん取れる。そしてとてもよく使うのだそう。赤ちゃんにもあげるのだって。きっと体の酵素とかが違うのだろうなぁ。
食後はエチオピアコーヒーを飲ませていただいた。
エチオピアでは大家族で大きな家に一緒に暮らしていて(血がつながっていなくても一緒に住んでいたりするみたい!)、みんなで食事をしてみんなでコーヒーを楽しむ。そういう生活、これからの社会で広がっていくのではないかなぁ。健全だしエコだし、何よりも楽しそう。
エチオピアのおもてなしのコーヒーセットというものがあって、茶道のようにコーヒーを入れるところもおもてなし。
小さなテーブルもそれ専用で、下に敷くマットもあるのです。
なんとコーヒー豆を炒るところから始まる!生豆をじっくり10分以上(もっとだったかなぁ)ずいぶん深煎りにする。そして砕いた炒り豆を水から煮出す。
色は真っ黒で渋そうに見えるのだけれど飲んでみると、まろやかで優しい味。
エチオピアバターをいれたものも飲ませていただいた。これはお菓子みたいにクリーミーでまた違った味わいだった。
ああ楽しくて美味しかった!
外国の家庭料理をいただく機会はそうそうないので、なんとも貴重な体験でした。
ありがとうございました。
エフィちゃん、ご馳走様でした。