toggle
2023-09-11

ひろくんのグラスフェッド

北海道で出会ったひろくんは愛知で自然な農業をしていて、北海道でグラスフェッドの牛を育てている。
他にはネイチャーガイドのようなお仕事もしている。北海道ではサウナマスターでもあったので、サウナについても色々教えてもらった。

私が今までに出会ったなかで最も自然に近い人間といえる人なのです。なんと表現したらいいのか・・・何かが起こったとしても生きていける人だなぁと確信できるような人!

これからの世の中はそういう力がとっても大切になっていくんじゃないか、と私でも感じている。
ということで、そんな人には到底なれそうもないのだけれど、そんな人の育てたものを食べてみたい!と思うのはなんとも自然な流れ。

あるとき牛肉を使う教室があったので、ひろくんに牛肉が買えるかをたずねてみた。私の問い合わせがギリギリだったため、教室に使うお肉は間に合わなかったのだけれど、せっかくだから煮込みにするすね肉をお願いしてみることにした。そしたら骨つき!だと言うではないか。骨つきの牛肉は私も使うのははじめて!興味があったのでお願いしてみた。

それで届いたのがこの牛肉!
1.6キロほどのすね肉で骨がとっても太い。どんな味がするのだろう・・・。

届いてすぐに塩をして1時間ほどおいてから、茹でこぼして煮始めた。
実は生肉のときもはじめに煮たときも、独特の匂いがしていてちょっと不安だった。アクをとって1時間半ほどにて続きは翌日にすることに。
翌日、ドキドキしながら鍋の蓋をあけたら、なんとその匂いは全くしなくなっていて、私の知っている牛肉の匂いと味に。
そのあとはビーツを入れてもう少し煮込んでボルシチにした。普通のすね肉でももちろん美味しいのだけれど、より深い味わいで、冷やすとゼリーのように固まる!さすが骨つき。

みんなにもお味見をしてほしくて、仲良しにお裾分けをしたのだけれど、みんな口を揃えて「すごい美味しかった!!」とのこと。美味しいしまさにボーンブロスなので、栄養を摂りづらい体の弱った方にすごくいいだろうなぁと思った。

あとでひろくんにその話をしたら、加熱する前は匂いがあるんだとのこと。そこで嫌になってしまう方も多いのだそう。
たしかにお肉がちょっと苦手な方なんかだと、くじけてしまうのかもしれないなぁ。でもその後しっかりと煮ると匂いは全くしなくなるので、ぜひそんなことも伝えられたらいいなぁと思う。

もう少し涼しくなったら、ひろくんのお肉を使ってシチュウ教室したいなぁと妄想中。
グラスフェッドは興味のある方も多いと思うので、いい機会になりそう。

 


関連記事
Comment





Comment



CAPTCHA