2016-03-29
桜の宴
昨晩は友人宅へお花見へ。古くて立派なマンションで、おそらく昔は大名屋敷だったのだろうなぁという立派な門や塀があり、中庭にそれはそれは素晴らしき枝垂桜があります。
ちょうど満開でした。3階の友人宅からちょうどよく見えるくらいの大きな木です。
いちばんよく見える部屋は本来はベッドルームでしたが、そこで食事ができるよう、友人が昨日大がかりな模様替えをしてくれました!
こんなに間近で桜を愛でながら食事ができるなんて!
室礼の先生がいるので、もちろん神様にもお供えを。農耕民族だった日本では桜の花が咲くというのは神様が桜の花に降りてきてくださったというしるしだと考えていて、神様をおまつりしていました。そして豊かな実りを祈って神様と共にお花見をしたのだそうです。
私たちの食事は、”春の香り鍋”。たっぷりの春の山菜とお豆腐、生湯葉、生麩と鶏のお団子と牛肉。時が止まったかのような幻想的な眺めのなか、春のご馳走を頂く幸せ。途中ザザーット雨が降ってきて雷が光り、春の嵐となりましたが、それがまた美しくて。皆でチラチラ散る桜の花びらと雨を眺めてはうっとり。
今まででいちばん素敵で幸せなお花見となりました。
大好きな友人たちと一緒に過ごせたことに心から感謝するような、神秘的で素敵な夜となりました。
残念ながらこのマンションは今年取り壊しが決まっているのだそう。来年は見ることがかないませんが、来年も同じメンバーで過ごせますように。
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