toggle
2022-02-09

節分の恵方巻き

今年も恵方巻き、巻きました。

節分あたりに毎年お教室で巻き寿司教室をするのですが、そのおかげで毎年巻き寿司を作れている気がします。
参加くださる生徒様に感謝です。

私が季節ごとの仕事をしたりできているのは、一緒に作ろうと思ってくださる方がいらっしゃるからなのですよね。一人でやるのはなかなか億劫でも、誰かとワイワイいっしょにするのだと楽しい。
私の目指すのは、婦人会のような集まり。おばあちゃんになっても友達がやってきては、季節の何かを一緒に作れたら幸せだろうなぁと思います。

さて、脱線しましたが、今年の巻き寿司も七福ということで七種の具材を入れました。焼き穴子、海老、玉子焼き、三つ葉、かんぴょう、干し椎茸、でんぶ。でんぶも手作りだと美味しい。

巻き寿司には本来はなま海苔と呼ばれる海苔を使います。最近は焼海苔以外の海苔をみつけるのはとても難しいので焼海苔で作ることも多くなりました。
パリパリの焼き海苔は手巻き寿司などのときには向いていますが、巻き寿司を作る時には割れたりしやすいのであまり向いていません。なま海苔は粘りがあってしっかりしているので巻き寿司には向いているのです。おむすびなんかにも向いています。子供の頃はなま海苔をいただく前に2枚重ねて両面をさっと炙ってパリッとさせてからいただいたものでした!懐かしい。

教室ではそれぞれ3本ずつ太巻きを作っていただいて、お持ち帰りいただきます!試食は私が巻いたものをひと切ずつ。
巻き寿司は作った直後よりも半日以上おいてからの方が、味が馴染んで美味しくなるのです。寒い今頃だと3日間くらいは楽しめます!ぜひまとめて作ってみてください。

今年の節分は小さな食事会でした。
一切れでも太巻きを召し上がっていただこうと、八寸のように巻き寿司をお出ししました。

一年を食べ物でめぐる、毎年同じ味をいただけることが喜びです。


関連記事
Comment





Comment



CAPTCHA