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2020-05-31

皐月のごちそう 実山椒とうすいえんどう

毎年この時期のお楽しみは、実山椒とうすいえんどう。
最近は丹波から取り寄せをしている。

どちらも東京のスーパーでも見かけることが多くなった関西の味覚。実山椒の有名な産地は和歌山や京都など。私は京都の少し小ぶりのがお気に入り。うすいえんどうは元々はアメリカから伝わったものが大阪の羽曳野市(はびきのし)碓井(うすい)という場所で作られたからこの名前になっているそう。今は和歌山でたくさん作られている。グリーンピースより色が薄いのだけれど皮が柔らかくて私には子供の頃からの季節の味。

どちらも届いたらいそいそと下処理をすることが重要!
実山椒はとにかく早く茹でて水にさらして冷凍してしまう。枝をとるのはあとあと!枝つきのまま料理をして、目につく大きな枝だけ最後に取り除く。
枝をとるまで冷蔵庫で眠っている間に古くなってしまうから、とにかく先に茹でてしまおう。

うすいえんどうは届いたその日にお豆ごはんを炊いて、玉子とじを作って、そして残りはゆでて冷凍しておく。

うすいえんどうのさやは薄い緑色をしているけれど、さやから出してゆでるとこんなに鮮やかな色に。

あっという間に短い旬は過ぎ去って夏がやってくる!その前に梅雨があるけれど。
コロナで春がピューンといなくなってしまった感があるけれど、旬の食材をいただくと体がきちんと感じてくれる。


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